후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면
魚の主、後に鬼がその辺の諸家に印し付くるに我家のみ付けず、鬼に問うとかの僧都に魚を奉った故印し除くというと夢みた。その年この村疫病で人多く死んだが、この家のみ免れ、僧都の許へ参り告げると被物一重くれたとある。『古今著聞集』に、伊勢の海浜で採れた蛤を東大寺の上人が買って放ちやると、その夜の夢に蛤多く集まりて、大神宮の前に進りて得脱するはずだったに、入らぬ世話して苦を重ねしめられたと歎いたと記す。夢に立会人がないからアテにならず、まずは自分が食いたさにこんな事を触れ散らしたのだろう。それよりも豪いのはインドで、女人その身を僧に施すを功徳と信じた。『解脱戒本経』に、もし比丘、女人の前において自ら身を讃め、姉妹我ら戒を持し善く梵行を修す、まさに婬慾を以て供養すべし、この法は供養最も第一と言わば、僧伽婆尸沙罪たりという。その風を伝えたものか、『西域見聞録』五にズルガル部落を記して、〈最も喇嘛を重んず云々、遥かにこれを見ればすなわち冠を免て叩著す、喇嘛手にてその頂を摩し、すなわち勝れてこれを抃舞す、女を生めば美麗なるを択びてこれを喇嘛に進むるに至る、少婦疾病あるに遇えば、すなわち喇嘛と歇宿せんことを求む、年を経月を累ね、而して父母本夫と忻慰す、もしあるいは病危うければ本夫をして領出せしめ、ただその婦の薄福を歎ずるのみ