일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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じゅうにしこう

十二支考(下)〔全2冊〕

南方 熊楠

南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면

아오조라 문고

一巻三七二頁以下)。ただしアビシニア人を残酷極まると記した英国人も、舌を満足させるために今も随分酷い屠殺割烹法を行う者で、その総覧ともいうべき目録を三十年ほど前『ネーチュール』へ出した人があったが、予ことごとく忘れてしまい、鰕を鍋の中で泳がせながら煮る一項だけ覚え居る。というと日本でも生きた泥鰌を豆腐と一所に煮てその豆腐に穿ち入りて死したのを賞味する人もあるから、物に大小の差こそあれ無残な点に甲乙はない。故に君子は庖厨を遠ざくで、下女が何を触れた手で調えたか知らぬ物を旨がるところが知らぬが仏じゃ。

一七一五年版、ガスターの『ルマニア鳥獣譚』にいわく、古いヘブリウ口碑を集めた『ミドラシュ・アブクヒル』に次の譚あり。人祖ノアが葡萄を植えた処へ天魔来り手伝おうといい、ノア承諾した。天魔まず山羊を殺してその血を葡萄の根に澆ぎ、次に獅子、最後に豕の血を澆いだ。それから人チョビッと酒を飲むと面白くなって跳ね舞わる事山羊児に異ならず。追々に飲むに従って熱くなって吼ゆる事獅子に同じ。飲んで飲みまくった揚句は、ついに泥中に転げ廻ってその穢を知らず、宛然猪の所作をする。