후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면
ジョンソン博士は見せ物に出た犬や馬の所作をことごとく似せたいわゆる学んだ豕を評して、豕の普通に愚鈍らしきは豕が人に反けるにあらず、人が豕に反けるなり。人は豕を教育する時日を費やさず、齢一歳に及べば屠殺するから、智能の熟するはずがないと言った(ボスエルの『ジョンソン伝』七十五歳の条)。かつて野猪を幼時から育てた人の直話に、この物稠人中によく主人を見出し、突然鼻もて腰を突きに来るに閉口した。絆を解いて山へ帰るかと見るに、直ちに家へ還った事毎々だったと。予が現に畜う雄鶏は毎朝予を見れば啄きに来る。いずれも怪しからぬ挨拶のようだが、人間でさえ満目中に口を吸ったり、舌を吐いたり、甚だしきは唾を掛くるを行儀と心得た民族もあり、予などは少時人の頭を打つを礼法のごとく呑み込んでいた事もあるから、禽獣の所為を咎むべきでない。唐五行志に、乾符六年越州山陰家に豕あり、室内に入って器用を壌り、椀缶を銜んで水次に置くと至極の怪奇らしく書き居るが、豕が毎に人の所為を見てその真似をしたのであろう。
仏人が、トルーフル菌を地下から見出すに使うた犬の代りに豕を習わして用うるは皆人の知るところで、嗅覚がなかなか優等と見える。