후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면
鼠が人を助けた話は仏経にもある。『大宝積経』七八に、王舎城の迦蘭陀竹園は無双の勝地で、一切の毒虫なく、もし毒虫がこの園に入らば毒心がなくなる。衆生この園に入らば、貪慾、瞋恚、愚痴を発せず、昔瓶沙王登極の初め、諸采女とこの園に入り楽しまんとせしに、一同自ら覚りて婬欲なく戯楽を娯しまず、その時王もし仏が我国に出たら我れこの勝地を仏に献ずべしと発願し、後釈尊に遇って献じたという。甚だ面白からぬ勝地だ。この竹園の名、迦蘭陀は動物の名でホトトギスの一種、学名ククルス・メラノレウクスという鳥に基づくとも、一種の鼠の名に拠るともいう(『翻訳名義集』六。アイテルの『梵漢語彙』七一頁)。『善見毘婆沙律』六に迦蘭陀は山鼠の名なり。瓶沙王諸妓女と山に入りて遊び倦んで樹下に眠る。妓女四散遊戯して側にあらず、樹下の穴より毒蛇出て王を螫さんとすると、樹上より鼠下り来りて鳴くごとに蛇が穴に退き入った。王ついに鼠の声に寤まされ、さては鼠の助けで蛇害を免れたと知り、山下の村の年貢でかの鼠を養わしめ、その村を迦蘭陀すなわち鼠村と付けたとある。また仏成道していまだ久しからず。六師の異端なお盛んに行われた時、栴遮摩那耆てふ女がその師に使嗾されて、日々まじめ顔で仏の説法を聴きに通う内、腹に草を包み日々膨脹せしめ、後には木鉢を腹に繋いで臨月の体