후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうにしこう
十二支考(下)〔全2冊〕
南方 熊楠
南方 熊楠의 十二支考(下)〔全2冊〕(じゅうにしこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 251,906자 · 495화면
『三国志』に名高い呉に使して君命を辱めなんだ蜀漢の芝は、才文武を兼ねた偉物だったが、黒猿子を抱いて樹上にあるを弩を引いて射て母に中てしにその子ために箭を抜き、木葉を巻きてその創を塞ぐ、芝嘆じてわれ物の性に違えり、それまさに死せんとすと、すなわち弩を水中に投じたがやがて俄に死んだという。南唐の李後主青竜山に猟せし時、一牝猴網に触れ主を見て涙雨下し稽してその腹を指ざし示す。後主人をして守らしむるにその夕二子を生んだ。還って大理寺に幸し囚繋を録するに、一婦死刑に中れるが妊娠中ゆえ獄中に留め置くと、いくばくならず二子を生んだ。後主猴の事に感じ死刑を減じ流罪に止めた(『類函』四三二)。
日本にも、櫛笥殿北山大原の領地で銃もて大牝猴を覘うに、猴腹を示し合掌せしにかかわらず打ち殺し、その祟りで煩い死んだと伝う(『新著聞集』報仇篇)。今年元日の『大正日々』紙に、越前の敦賀郡愛癸村字刀根の気比神社は浪花節の勇士岩見重太郎が狒々を平らげし処という。今も祭礼に抽籤もて一人の娘を撰み櫃に入れ、若者舁ぎ行きて神前に供う。供わった娘は後日良縁を得とて競うてこれに中らんと望む。