후리가나로 읽는 일본 고전
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じゅうはちじのおんがくよく
十八時の音楽浴
海野 十三
海野 十三의 十八時の音楽浴(じゅうはちじのおんがくよく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 103,941자 · 210화면
多島警視も唇を噛んで黙っている。
「あとのお二人の意見も聞かせてもらいたいものですね。まず、志々度博士のお考えを」
催促されて、志々度博士は、前回とはちがって、深刻な表情で、
「実は、そのことについて、私は迷っているのです。というのは、前回においては、私は氷河期が来るという北見博士の説を一蹴しましたが、最近になって、少し気になることを発見して、迷っています」
「ほう、気になる発見というと……」
「それは、世界各地からの気温報告を統計によって調べてみますと、例年同期に比して、平均七度の降下を示しています」
「なるほど」
「ところが、われわれは、それほどの気温降下を感じていないのです。これは噴火等などのため地殻の温度が上がり、従ってそれほど気温降下のあるのを感じていないのであります。気温はかなり下っています。しかも平均七度というのは、世界全体を通じての観測結果なのですから、たとえば、日本だけとか、支那大陸だけとかいうのではなく、世界の平均気温が寒冷になっているというのですから、これはちょっと注意すべきことではないかと思うのです」
「しかし志々度君。その気温が七度下っているというのは、一時的現象ではないのかね。