후리가나로 읽는 일본 고전
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きょうふのきせつ
叢書名著の復興1 恐怖の季節
三好 十郎
三好 十郎의 叢書名著の復興1 恐怖の季節(きょうふのきせつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 257,544자 · 508화면
仙太気づいて大刀と加多をパッパッと見て、驚き、これも敵だと思い、とっさに一二歩右へ寄ろうとする。油断なく八人に身構えしながらである)
加多 大事ない、使え!
仙太 ……(加太が敵でなく、自分に刀を貸してくれたことがわかり)へい! (といって、足元の太刀を取ろうとするが、その隙がない。隙を造ろうと、円陣に向って四、五歩バッと踏み込む。博徒等四、五歩下る。が元の所に返った仙太が大刀を拾わない間に円陣は再びズズッと迫っている。間。仙太、いきなりオウー! と吠えて持った折れ刀を円陣の中央めがけて投げつける。虚を突かれて博徒達がタタラを踏んで五、六歩も後すざりするのと、仙太が大刀を拾って抜いて構えたのが一緒。そのまま、仙太、ウンともスンともいわずにツツと進んで、円陣を乱されて立直ろうと混乱している博徒の群に斬って入る。誰がどう打込んでどうかわしてどう受けた等まるでわからぬ。バシッ、カチッカチッなど烈しい音がしてムラムラとしたと思うと、ゴブッ! と一つ音がして同時にワーッ! と悲鳴。混乱の中からツツツと後退りして来て、再び構えた仙太の左二の腕に、返り血か斬られたのか鮮血。