후리가나로 읽는 일본 고전
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あいこくしんわたしはこうおもう
和人は舟を食う
知里 真志保
知里 真志保의 和人は舟を食う(あいこくしんわたしはこうおもう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 70,567자 · 144화면
このように、彼等アイヌの生活を見つめていると、いつもその奥にちらつくのは海の民族の幻影であります。熊祭のような山間の行事の中に在ってさえも、かつては海の民であった彼等の面影がうかがわれるのであります。たとえばその際に必ず用いる花矢のチロシというのがやはり海の魚であって、それが花矢というものに変化して行っているのであります。
アイヌはもともと遙か北方の寒い地方に住みなれた民族であった。前にも話したとおり、アイヌは氷のことをル※(半濁点付き小書き片仮名フ、1-6-88)という。これは北海道でも樺太でも千島でもそう申したのであって、つまり彼等が北海道、樺太、千島と別れて住む以前から、すなわちずいぶん古い時代から、そういっていたと考えられます。このル※(半濁点付き小書き片仮名フ、1-6-88)は実はすなわち「とけるもの」という意味で、これによって彼等は氷をノーマルなスタンダードな状態と考えていたことが明らかになるし、氷をノーマルな状態と考えることは、彼等が永く酷寒の地に住みなれて、北方人の心になりきっていたことを示すものであります。
彼等の言語の構造の上にも特徴が見られる。