후리가나로 읽는 일본 고전
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あかげっと しなあちこち
国枝史郎歴史小説傑作選
国枝 史郎
国枝 史郎의 国枝史郎歴史小説傑作選(あかげっと しなあちこち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 59,334자 · 121화면
そうして此処では日本人というものが如何にも威張れる! 欧米人に対しても中華民国人に対しても! で、迚も愉快だ。
人間の顔、起居動作、物云い、それらのものが何んとおおまかでおおらかで、悠々としていることか! 東京あたりの人間が、眼をパチクリさせ、足を肩まで刎上げ、セカセカキョロキョロして立ち働いているのと比較して見て、大連の人達は幸福だなあと思ったよ。
建物の構造が、ムダが有り過ぎはしないかと思われる程ノンビリしているのもよい意味の植民地風景だった。満鉄本社のノビノビとした廊下、ノビノビとした事務室。正にあの廊下は廊下であると共に散歩道であり、あの事務室は事務室であると共にスモーキング、ルームだね。勿論よき意味に於てさ。
新築の満洲日報社の編集室などと来た日には、記者の数、従って記者の使う机や椅子の数と比較してあまりに室が広いので、僕はマゴマゴッとしたくらいだった。
と、こんなことばかりを書いていたって面白くあるまい。そこでもっと面白い具体的のことを書くことにする。
この日一日静養出来るものと思っていたらアテが外れて了ったよ。今井叔父がやって来て「さあ史郎出動だ」