일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

おおえどおうごんきょう

大江戸黄金狂

野村 胡堂

野村 胡堂의 大江戸黄金狂(おおえどおうごんきょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,754자 · 53화면

아오조라 문고

「あッ」

「どうなされた御僧」

「確かに此処に寝かして置いた筈だが、ハテ、不思議」

「どんな方?」

「十七八の、まだ前髪立の若い武家で」

「フーム」

山浦丈太郎は妙に思い当ります。箱根の間道へ、今日に限ってわけ登る十七八の若い武家、それが自分を敵と覗う、万田龍之助でないと誰が保証するでしょう。

丁度その時、其処から少し離れた草叢の中、大きな断崖を一つ隔てたところに、正体も無い万田龍之助を寝かして、頻りに介抱している女がありました。

「お滝さん、ヘッヘッヘッ、うまくやっているぜ」

「あッ――けえ六親分かい、おどかしちゃいけない、そんなところへ、汚ない面なんか出して」

「汚い面は御挨拶だね」

「こんなところへおびき出して、この若いのを締めたのはお前さんだろう」

白糸のお滝は、美しい顔を挙げて、押っ冠せるように極めつけました。

「冗談だろう、その武家をおびき出したのは俺だが、締めたのは俺じゃねえ」

「はてね」

「雌の方を知ってるかい、お滝さん」

「知らないよ」

「はてね」

厄介の貝六も仔細らしく雁首を曲げました。

「こいつは油断が出来ないよ。手柄争いは私と親分達ばかりじゃない。蔭にもっと凄いのが居て、恐ろしい事を企らんで居るに違いない」