후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠13
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠13(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 349,705자 · 678화면
覗いて見ると素敵もなく大きい辻ビラ――昨日の引札と同じことの日本武芸の総本家。
次の人だかりも、うっかり誘われて覗き込むとやっぱり同じもの――ずいぶん思い切って豊富にビラをまきやがったな、ビラでおどかそうというのだろう、ビラなんぞにこっちゃ驚かねえが、日本武芸総本家の文字が目ざわりだ。
と見ると、「当所初お目見得」の文字の横に「当る三日より富士見原広場に於て晴天十日興行」と記してある。
「ははあ、なんだ、あれだよ、昨日見た大きな小屋がけか、あれが、その武芸総本家の見世物なんだよ」
笑わしやがらあ……
米友がこう言ってあざ笑っているうちに、早くもその富士見原に着いてしまったのです。
着いて見ると、工事の早いこと、葭簀と蓆っ張りではあるが、もう出来上って装飾にとりかかっている、当る三日といえば明日のことだ――昨日小屋がけをして、きのうのうちに宣伝ビラを廻し――明日の興行に差支えないまでにしている。安直普請とはいえ、油断がならない――一方には、まだ初日の出ない興行場を見物に来た人が、原の四方を鹿の子まだらに埋めるほどになっている。それにしても――もしや、この興行主は、親方のお角さんじゃあるめえか。