후리가나로 읽는 일본 고전
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だいぼさつとうげ
大菩薩峠13
中里 介山
中里 介山의 大菩薩峠13(だいぼさつとうげ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 349,705자 · 678화면
それを聞いて白雲は、心得たりというような見得で、雲井なにがしの面をながめ、
「素人は、そういうことを聞きたがる。子供が、義経と清正はどっちがキツイ、と言うような程度のものだ。日本一というものは、桃太郎の旗印のように、簡単明瞭にくっつけられるわけのものではないが、美術鑑識の入門としては、さもありそうな質問で、それを軽蔑するわけにはいかないのだ。また拙者もこれで、その道で衣食する職責上としても、素人の真向から来る、そういったような子供じみた質問にも、充分に応接する用意を持たなければならぬ義務はある。今、それを君になるほどと頷かせるだけの返答を与えてやるつもりだが、その以前に……君に聞いておきたい予備試験がある。それは極めてやさしいもので、日本人である以上は、今いう三尺の童子でも楽に及第のできる問題だ。つまり、それは、日本第一の英雄は誰だ、と尋ねれば、まず何はともあれ豊臣秀吉と答えるだろう」
「そりゃあ、議論をすれば際限がないが、そう聞かれて、左様に出て来るのは豊臣秀吉さ――秀吉が日本に於ける古今第一の英雄だということは、まあ、富士が第一の高山だというのと同じように、相場になっている」