후리가나로 읽는 일본 고전
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しんきだんクラブ
奇談クラブ(全)
野村 胡堂
野村 胡堂의 奇談クラブ(全)(しんきだんクラブ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 104,139자 · 208화면
出来るだけ落ち付き払って、如何にも自分の家の客間へ出て来た若い貴族と言った態度で、私は闥の中へ一歩入って行きました。
「秀麿さん、皆様お待ち兼ねで入らっしゃいます」
少し含みのある女の声。
顔をあげると、一番先に迎えてくれたのは、五十近い上品な婦人、黒ずくめの洋装が妙にシックリして、微笑を含んだ顔にも名ある外交官夫人などによくある、生涯の半分を外国で送ったらしいハイカラな精練が匂います。
「甥の秀麿で御座います。外国から帰ったばかりで、お友達もありません相ですから、どうぞ宜しく」
そう言って、一座の人達に引き合せてくれました。
一座と言ってもあと四人だけ、一人は梅谷哲と言う貴族らしい青年、少し病弱そうですが、これは如何にも上品な人柄、もう一人は金井半四郎という、富豪の若主人と言った負けん気らしい、精悍そうな二十五、六の青年、打ち見たところはニコニコした、まことに人付きの良い男です。
あと二人は若い婦人で、一人は薫さんと言って、梅谷青年の妹、和服のよく似合う、華奢な、高雅な感じのする二十二、三の貴族らしい娘、最後の一人は、私を紹介してくれた葉山夫人の愛嬢で、花枝と言って、十九か精々二十歳位の、明るいクリーム色の洋装をした、ピチピチするような快活な娘でした。