후리가나로 읽는 일본 고전
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いえ
家
島崎 藤村
島崎 藤村의 家(いえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,411자 · 285화면
た時は、私はゾーとしましたネ」
こんな話をしているうちに、料理が食卓の上に並んだ。小金が来た。小金は三吉に挨拶して、馴々しく正太の傍へ寄った。親孝行なとでも言いそうな、温順しい盛りの年頃の妓だ。
「橋本さん、老松姐さんもここへ呼びましょう――今、御座敷へ来てますから」
と言って、小金は重い贅沢な着物の音をさせながら出て行った。
土地に居着のものは、昔の深川芸者の面影がある。それを正太は叔父に見て貰いたかった。こういうところへ来て、彼は江戸の香を嗅ぎ、残った音曲を耳にし、通人の遺風を楽しもうとしていた。
小金、老松、それから今一人の年増が一緒に興を添えに来た。老松は未だ何処かに色香の名残をとどめたような老妓で、白い、細い、指輪を嵌めた手で、酒を勧めた。
「老松さん、今夜はこういう客を連れて来ました」と正太が言った。「御馳走に何か面白い歌を聞かせて進げて下さい」
老松は三吉の方を見て、神経質な額と眼とで一寸挨拶した。
「どうです、この二人は――何方がこれで年長と見えます」と復た正太が言った。
「老松姐さん、私は是方の方がお若いと思うわ」と小金が三吉を指して見せた。