후리가나로 읽는 일본 고전
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いえ
家
島崎 藤村
島崎 藤村의 家(いえ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 141,411자 · 285화면
正太は、酒はあまり遣らない方であるが面長な渋味のある顔をすこし染めて、しみじみとした酔心地に成った。
「貴方。何かお遣り遊ばせな」と老松が三吉の傍に居て言った。
「私ですか」と三吉は笑って、「私は唯こうして拝見しているのが楽みなんです」
老松は冷やかに笑った。
「叔父さん、貴方の前ですが……ここに居る金ちゃんはネ、ずっと以前にある友達が私に紹介してくれた人なんです……私は未だ浪人していましたろう、あの時分この下の川を蒸汽で通る度に、是方の方を睨んでは、早く兜町の人に成れたら、そう思い思いしましたよ……」
「ヨウヨウ」という声が酒を飲む妓達の間に起った。
「橋本さん」と老松は手を揉んで、酒が身体にシミルという容子をした。「貴方――早く儲けて下さいよ」
次第に周囲はヒッソリとして来た。正太は帰ることを忘れた人のようであった。叔父が煙草を燻している前で、正太は長く小金の耳を借りた。
「私には踊れないんですもの」と小金は、終に、他に聞えるように言った。
酔に乗じた老松の端唄が口唇を衝いて出た。紅白粉に浮身を窶すものの早い凋落を傷むという風で、
「若い時は最早行って了った」