일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しょうらいのにほん

将来の日本

徳富 蘇峰

徳富 蘇峰의 将来の日本(しょうらいのにほん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 122,399자 · 240화면

아오조라 문고

自家の利益を進取せんがための平和なりと一唱したるがゆえに、ここにおいてか初めて実際に行なうべき平和主義なるもの出で、沛然として江河を決するがごとく、これを防ぐあたわざる勢いとなれり。けだし平和主義なるものは一の極楽浄土といえども、上古のいわゆる平和なるものを得んと欲せばあたかも仏者のいわゆる剣山を攀じざるべからず。極楽に入るは何人にても実に願うところなれども、剣山に攀ずるの苦痛に至りては何人も実に逡巡避易せざるを得ず。氏出でてより平和の極楽に達するになんの苦もなく、いわゆる剣山もなく、三途の川もなく、横行濶歩もって、陶朱公が術を抱いて、釈迦の極楽に旅行するの道を教えたり。この門ひとたび通ず。たれか好んでここに入らざるものあらん。看よ看よ平和の主義は隠然すでにその勢力を社会の中心に蒐集したることを。

戦争をもって商業をなさんより商業をもって商業をなすにいずれ。それ貿易の主義は平和の主義なり。しからばすなわち富のますます進歩するに従い平和主義のいよいよ進歩するはあにまたうべならずや。たとえばかの一昨年来清仏の開戦に際し、上海寄留の外国人らがその平和を欲するのあまりに、ともに醵金してもって二国の争闘を調停せんとしたるがごとき、これ決して両国生霊の塗炭に困しむの状を見るに忍びずしてかくのごとく道徳上の職分を尽くす