후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
やまびこおとめ
山彦乙女
山本 周五郎
山本 周五郎의 山彦乙女(やまびこおとめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 126,360자 · 251화면
秋の章
一
「どうも、私の前兆の勘も、知れたもんですな、金二十枚どころか、せいぜい……」
秋の章
一
その年は、二百二十日の厄日の前後に、小さな暴風雨が二度あって、それからにわかに秋がきた。
半之助は、椹ヶ池の少し下の、蕨平というところに、小さな住居を建て、七月からそこで寝起きをしている。よそから入って来た彼に、そんなことが許されたのは、花世のおかげもあるが、また、四月の騒動のとき、彼がみどう一族のために、尽力したことも、役立ったのは慥かである。
崩壊する洞窟から、花世を援けて、辛くも脱出した彼は、清左衛門や、一郷のおもだった者たち(全部で五十余人に及んだ)が捕えられ、その検挙の指揮者が、村田平四郎であり、青山主馬もいることを知って、かれらを釈放するように、交渉した。
平四郎や主馬が、そんな処で、半之助に会ったことをどんなに驚いたかは、云うまでもないだろう。
半之助の交渉は成功した。検挙の目標は、登世と、彼女をとり巻く、柳沢系の者たちにあった。それは、かれらが江戸で策謀していたときから、予定されていたことであるし、十一日夜半の、武田八幡宮での、登世の言葉で、さらにはっきりした。