일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

やまびこおとめ

山彦乙女

山本 周五郎

山本 周五郎의 山彦乙女(やまびこおとめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 126,360자 · 251화면

아오조라 문고

――降りださないうちに来ればいいが、なにをぐずぐずしているんだろう。

そんなことを思いながら、いつかしらうとうと眠りかけた。小屋のほうから急調子の囃しと、観客のざわめきとが、幕間を告げるかのように、賑やかに聞えてきた。芝居は二代目市川団十郎の立役で、曽我狂言がたいそう当り、月を越しても、連日の大入だし、通例なら休む季節であるが、この月いっぱいは続演する、ということであった。

半之助が殆んど眠りかけたとき、人の来るけはいがして、眼をさまされた。

「やっと来たか」

そう呟いたが、そうではなくて、一つおいた向うの座敷の、客であった。

半之助はそのまま眼をつむっていた。しかしまもなく、その座敷のほうが気になりだした。人の立ち居のけはいはするが、話し声が聞えないのである。二三人はいるらしい。しばらくしても、なんの声も聞えないし、どうやら摺り足で出入りするのが、へんにものものしく耳についた。

――なに者だろう。

半之助はそっと眼をあけた。頭をあげなくとも横になったままで、そこは透けてみえた。そして、そちらへ眼を向けるなり、彼は息をのんだ。

その座敷のまん中に、若い女が、素裸になって立っていた。