일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

やまびこおとめ

山彦乙女

山本 周五郎

山本 周五郎의 山彦乙女(やまびこおとめ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 126,360자 · 251화면

아오조라 문고

権之丞は思わず、高い声をあげた。それは、眠っている者を、呼びさますような調子だったが、美しい登世の顔が、美しいために凄くみえるほど、異様に緊張し、硬くひきつるのを見て、こんどは哀訴するように云った。

「それでは、乙女さまをお呼びになったのは、その舞をおさせ申すためでございますな」

「登世がしてを舞います」

ああ、と権之丞は、声をふるわせた。

「柳沢侯は数寄のお方で、お眼にとまる者は必ずお部屋にお入れなされ、やがて将軍家の伽におすすめなさる、ということではございませんか」

「そうなればなお、強い大きなてづるが掴めるでしょう」

「貴女は狂っておいでなさる、われらにとって、徳川はもと敵ではございませんか、仮に御再興の兵を挙げるとしても、めざす敵はやはり徳川でございましょう、いかに苦肉の策とは申しながら、当の敵に御自分から妹姫をおすすめなさる、さようなことで名分が立ちましょうか、七百年連綿たる、みどう家の誇りをどうなさるおつもりですか」

「恵林寺さまの御遺志は、御再興の事ただ一つです」

登世は叫ぶように云った。

「これまで便々と時を消し、あたら有る機会をのがして来たのは、みな名分や誇りなどにとらわれていたからです、まず兵を挙げ、御再興の目的を遂げれば、名分や誇りなどはりっぱに立つでしょう、しかも、こんどはその最後の機会です