일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ばくまついしんかいこだん

幕末維新懐古談

高村 光雲

高村 光雲의 幕末維新懐古談(ばくまついしんかいこだん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 2,415자 · 5화면

아오조라 문고

宮城内の事は雲深く、その頃の私は拝観したことも御座いませんから分りもしませんが、その御化粧の御間に据えられる所の鏡の鏡縁の彫刻を仰せ附けられたようなわけでありました。

鏡縁は大きなもので、長さ七尺、巾四尺位、縁の太さが五寸。その周囲一面に葡萄に栗鼠の模様を彫れということで御座いました。右の材料は花櫚で、随分これは堅くて彫りにくい木であります。早速お引き受けは致したが、何しろ押し詰まってのことでその年はどうにもならず、明けて明治二十一年、新春早々から取り掛かりました。普通、庶人の注文とは異なって、宮中の御用のことで、わけて御化粧の間の御用具の中でも御鏡は尊いもの、畏きあたりの御目にも留まることで、仕事の難易はとにかく事疎かに取り掛かるものでないから、斎戒沐浴をするというほどではなくとも身と心とを清浄にして早春の気持よい吉日を選んでその日から彫り初めました。

木取りは御造営の方で出来ていて、材料はチャンと彫るばかりになって私の手へ廻されておりますので、こっちは鑿を下せば好いわけであります。そこで彫るものは葡萄に栗鼠というので、ざっとした下図も廻っている。