후리가나로 읽는 일본 고전
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ねんじゅうぎょうじおぼえがき
年中行事覚書
柳田 国男
柳田 国男의 年中行事覚書(ねんじゅうぎょうじおぼえがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,005자 · 262화면
八
これを分類しているとまた話が長くなるから略するが、その一部には越後の大豆の木、もしくは奥州の茄子の木話のように、ある植物の急激な成長に伴のうて、天に昇って行く便宜を得、乃至は天の雷神の娘を娶ったという類の話もあるのである。私が想像しているように、これが天上聟入譚の一つの後世の変化ということは、まだ心もとないにしても、少なくとも瓜が七夕話の専属でなかったことだけはわかる。
八
話がやや西国の方に偏したから、今度は方面をかけて遠い類似を尋ねて見る。津軽ムガシコ集には「天さ伸びた豆の話」というのがある。これも天の女子の飛ぶ着物を若者が隠して家へ連れて来て夫婦になり児が生まれる。その児がよく啼く児でアダコ(子守)が幾らだましても啼き止まぬが、不思議に坪庭の松の木の下へ来るとぴたりと啼かなくなる。それを女房が子守から聴いて、そこを掘って見ると飛ぶ着物がいけてある。悦んでそれを着ると急に身が軽く天へ還りたくなった。そこで子守を呼び一粒の豆をくれて、この児が大きくなったらこの豆を流しの下に植えて、それに伝わって天さ来いと、言ったまま高い空に飛んで行った。アダコはその言いつけ通りに児を育て、やがて豆粒を流しの下に蒔くと、豆はたちまち芽を吹いてぐんぐんと天さ伸びて行った。