후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ねんじゅうぎょうじおぼえがき
年中行事覚書
柳田 国男
柳田 国男의 年中行事覚書(ねんじゅうぎょうじおぼえがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,005자 · 262화면
○ だからこの黄昏に、まず石碑の前の燈籠を点じ、その火を提灯に移して家に持来り、家中の灯をこれに改めて、盆の間だけ消さぬようにするという仕来りには意味が深く、仮にこの明りでお出やれお帰りやれと言うことに、今はなっていても、本来の火の光に対する我々の考えは別であって、やがて、日を拝みまた雷火を崇信した古い神道と、筋を引いて遠く火の発見の時代まで、溯って行かれるものであるかも知れぬ。蝋燭や燈蓋の普及する以前には、いっさいの照明は松明でなければならぬから、迎え送りの門火の苧稈までが、必ず小松明であったということはすなわちまた精霊の火の運搬せられたことを語るものであろう。
○ 高燈籠の制作は、松明の時代には決して容易でなかったことと思うが、それでも投げ松明または火揚げなどと称して、今なお昔の様式を伝えたものがある。久しい歳月の異信仰に反抗して、依然として、祖神が天がけり降り来るものと考えていたのはなつかしい。我国のみに数多い人玉の空を行く話、またはいろいろの遺念火の現象が、右の固有の思想に根ざしていたことは言う迄もないのである。
○ それよりも珍しいのは、初春の歳徳棚でもすでに認められたように、今でも一隅にいっさい精霊もしくは無縁仏の座を設けて、招かざる賓客に供物をしていることである。