일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ねんじゅうぎょうじおぼえがき

年中行事覚書

柳田 国男

柳田 国男의 年中行事覚書(ねんじゅうぎょうじおぼえがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,005자 · 262화면

아오조라 문고

路をあるくということは、人の生活の主要なる半分であった。散歩というような何の当てもない外出をする人は、もとは非常に少なかった。それ故に世の中に入用ないろいろの設備は、神社でも仏寺でも、すべて皆道路の傍に立ち、また道路を以て繋がれている。どれが旧い世の道の跡であろうかが全く不明になるような時代は、恐らくは来ないだろうと思う。しかし村里の中に入って行くと、後々便利のためにつけた小路が、そちこちで交叉していて、土地の人たちに尋ねても、どれが本道であったかを簡単には答えてもらえぬ場合が稀でない。それを一つ一つ聴いて見なくとも、何か大よそ判るような目標はないものかと、旅行をするたびにいつも私などは考えていた。

大体に村を離れで出て行く処で、遠くへ通ずるものと近まわりの小路とは、かなりはっきりと外形がちがっている。だからその出口の二つ以上を、あまり曲らずに繋いだ筋が、古い本道だったと見ておいてよいのである。道という言葉は日本でも中国でも、人が進んで行かねばならぬ心の道、すなわち精神の働きの意味にも用いられている。それで今私の言ったような考え方は、事によると日本人の古来の信仰、神を拝み崇める者の心持の上にも、当てはまるものではないかと思う。