일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ねんじゅうぎょうじおぼえがき

年中行事覚書

柳田 国男

柳田 国男의 年中行事覚書(ねんじゅうぎょうじおぼえがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,005자 · 262화면

아오조라 문고

そのような絵像をじっと見つめていた人々が、そういう想像を出したものとすれば、一通りは説明がつくかもしれないが、なお遡ってこのような絵を、めいめいの拝むべき神として悦んで買い求めたという点に、考えて見なければならぬものが残っている。そうしてその理由はまだ今日、はっきりとしておらぬのである。

あるいは数多くの子を持った神というような話が、特に小さな人たちの印象を深めたのかもしれない。今でも現実に長短のある三本の箸を、この晩の神の膳に付ける風が、ずっと広い地域にわたって行われ、それと関連してまた一つの珍しい言い伝えが残っている。それからなお一つ、この晩はきまって風雪があって、それにもかわった昔話が付いているのは、これを何でもないただ普通の現象と、村の人々には思うことが出来なかったからであろう。その話というのは、オダイシ様はたくさんある子供に粥をこしらえて食べさせようとしたが、貧乏なために塩が買えなかった。または塩を買いに出て吹雪に遭って斃れたとさえいって、この二十三日の晩に煮る粥には、今でも塩を入れてはならぬという家が少なくない。

こういう話もやはり正しい古伝と言われないことは同じだが、少なくとも言い伝えには基礎となるべき事実はあり、新しい版絵などに面して始めて胸に浮んだ空想ではなかった。