일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ねんじゅうぎょうじおぼえがき

年中行事覚書

柳田 国男

柳田 国男의 年中行事覚書(ねんじゅうぎょうじおぼえがき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 135,005자 · 262화면

아오조라 문고

つまりは我々の人生を視る眼が広くなり、比較の方法は歴史の研究にもなお必要だということが、追々わかりかけて来た兆候なのである。

国語の方面などでは、これがまだはっきりとせず、今でもたった一つの変遷を正しい道と感じ、それに付いて行かねばならぬように、我と我身を苦しめている人がまだ多い。年中行事の方でも、暦は大きな統一の力であって、その支配の及ぶ限りは、中央の標準に遵拠せしめようとしていたが、それは正朔すなわち月と日の算え方を主としていて、これに伴なういろいろの行事に至っては、すべて土地毎の自然の発達にまかせてあった。外からの感化もなかったわけではあるまいが、これとても住民の合意がなければ、風俗としては成立しなかった故に、わずかな距離を隔てても、もう目立つほどの差異があり、それをまた当然の事のように、昔の旅人らは予期してもいたのである。ところが実際はさほどの変化でもなく、同じ一つの国の人である以上は、どんなに離れて年久しく住んでいようとも、やはり似通うたことをしていたのだったと、やっとこのごろになって少しずつ、私たちは心づき始めた。

人が自由に遠国に行き通い、ちがった方角から来た人たちと軒を並べ、膝をまじえて雑談をするようになったのは、そう古くからのこどでなく、また近いころ急に盛んにもなった。