일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ゆうれいとう

幽霊塔

黒岩 涙香

黒岩 涙香의 幽霊塔(ゆうれいとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 266,479자 · 532화면

아오조라 문고

様な悪筆では無い、余は猶帳場の者に少し鼻薬を遣り此の客帳は誰が記けたと問い、果して怪美人が記けたのだと聞いて、更に何か虎井夫人の書いた者は無いかと尋ねたが、生憎之は無い、若し有ったなら贋電報に関する余の疑いの当り外れが分っただろうに。

夫から又怪美人は今朝何時頃に立ったかと問うた、帳場の返事では六時前に怪美人が一人で帳場へ来て二人の勘定を済ませ其のまま立ち去ったが七時頃に虎井夫人は怪しむ様子で降りて来て、既に怪美人が勘定まで済ませて立ったと聞き、驚いて二階へ行き例の狐猿と荷物とを携えて、々に其の後を追っ掛けて行ったという事だ、是で見ると昨夜余の漏れ聞いた争いの結果が到頭円満には纒らずに怪美人が虎井夫人を振り捨てて立ったのだろう、何の様な間柄かは知らぬけれど、余り気の合った同士とは思われぬ。

其のうちに叔父もお浦も来て、共々に用意の馬車に乗り、間も無く幽霊塔には着いたが、別に異様な事もない、相変らず陰気な許りだ、塔の上は後として先ず下の室々から検めたが、何しろ何代も続いた丸部家が、後から後からと建て足した者で座敷の数は仲々多く、其の癖座敷と座敷との関係などが余り旨く出来て居無くて、何の為だか訳が分らぬ