후리가나로 읽는 일본 고전
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ほうろうき(しょしゅつ)
放浪記(初出)
林 芙美子
林 芙美子의 放浪記(初出)(ほうろうき(しょしゅつ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 103,349자 · 207화면
十月×日
ガラス窓を、眺めていると、雨が電車のように過ぎて行った。
今日は少しかせいだ。
俊ちゃんは不景気だってこぼしている。でも扇風機の台に腰を掛けて、憂欝そうに身の上話をしたが、正直な人だ。
浅草の大きいカフェーに居て、友達にいじめられて出て来たんだが、浅草の占師に見てもらったら、神田の小川町あたりがいゝって云ったので来たのだと云っていた。
お計さんが、
「おい、こゝは錦町になってるんだよ。」
と云ったら、
「あらそうかしら……。」
とつまらなさそうな顔をしていた。
此の家では一番美しくて、一番正直で一番面白い話を持っていた。
メリービックホードの瞳を持って、スワンソンのような体つきをしていた。
十月×日
仕事をしまって湯にはいるとせいせいする。広い食堂を片づけている間に、コックや皿洗い達が先湯をつかって、二階の広座敷へ寝てしまうと、私達はいつまでも湯を楽しむ事が出来た。
湯につかっていると、一寸も腰掛けられない私達は、皆疲れているのでうっとりとしてしまう。
秋ちゃんが唄い出すと、私は茣蓙の上にゴロリと寝そべって、皆が湯から上ってしまうまで、聞きとれているのだった。