후리가나로 읽는 일본 고전
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ほうろうき(しょしゅつ)
放浪記(初出)
林 芙美子
林 芙美子의 放浪記(初出)(ほうろうき(しょしゅつ))을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 103,349자 · 207화면
「あのお先きにお風呂をお召しになりませんか……。」
どうも大したものだ、私は不良少女だって云う事が厭になって夫が肺病で困っていますから、少し不良少年少女をお助けになるおあまりを戴きたいと云った。
「新聞で何か書いたようでしたが、ほんのそう云う事業にお手助けしているきりで、お困りのようでしたら、九段の婦人会の方へでもいらっして、仕事をなさっては……。」
程よく埃のように外にほうり出されると、彼女が、眉をさかだてなぜあの様な者を上へ上げましたッ! と女中を叱っているであろう事を思い浮べて、ツバキをひっかけてやりたくなった。
ヘエ! 何が慈善だよ、何が公共事業だよだ。
夕方になると、朝から何も食べない二人は暗い部屋にうずくまって、当のない原稿を書いた。
「ねえ、洋食を食べない……。」
「ヘエ!」
「カレーライス、カツライス、それともビフテキ?」
「金があるのかい?」
「うん、だって背に腹はかえられないでしょう、だから晩に洋食を取れば、明日の朝まで金を取りにこないでしょう。」
始めて肉の匂をかぎ、ジュンジュンした油をなめると、めまいがしそうに嬉しくなる。
一口位いは残しておかなくちゃ変よ、腹が少し豊かになると、生きかえったように私達は思想に青い芽をふかす。