일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

どうじ

文豪怪談傑作選 室生犀星集 童子

室生 犀星

室生 犀星의 文豪怪談傑作選 室生犀星集 童子(どうじ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 177,454자 · 357화면

아오조라 문고

」

姉はわざとそう私をじらして置いて、そばから離れようとしました。

「知らないんだよ、話して下さい。」

「ほんとに知らない?。」

姉はいつものくせで、私の右肩に手を置き、れいの杏の香のする草場にある木の根に跼み込みました。ちょうど春の初まりかけたころで、芽生えのなかで茜色をしたのや紫ぐんだのや、そういう雑草の萌ざしがまるで花のようにつん出て、あるものはかなり高く伸びていました。私は再度姉にせがむと、姉は、れいの雑草の頭をぽつんぽつんと抜きながら話しつづけました。

「いつかお話したときに、ほら薬草狩りと言ったでしょう、あれはずっと昔のことで、お城下の薬舗店が毎年春の終りになると、みんな隊を組んで、あの医王山へ登るんですよ。つまりお山開きのようなものなんだね。そんなときは、みんな揃って御馳走をこさえ、そして山神に供える鏡餅だとか供米だとか珍らしい初実りの野菜とかを積んで出かけるんです。ちょうど町を朝まだ暗いうちに発って、長い五里の山道を駕に乗ってその麓まで行くんです。そこへ着くころは、もう夜が明けてしまって、すぐ靄につつまれた山の麓の家々が、やっと起きたばかりなんです。