일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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しんしょたいこうき

新書太閤記

吉川 英治

吉川 英治의 新書太閤記(しんしょたいこうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 187,841자 · 376화면

아오조라 문고

丹羽、蜂屋、佐久間などの諸将も、

「はからずも、およろこびごと、御満足にござりましょう」

と、口々、祝福した。

そのなかに、一脈の感情も、ことばなくながれていた。藤吉郎の功をそねむものと、いちど信長に断念をすすめて、総攻撃の期を早めさせた人々だった。

が、何しても、信長のよろこびは、蔽いようもない。彼の上機嫌はたちまち帷幕を陽気にどよめかせた。如才ない柴田勝家は、賀を述べるに気をとられて、誰もまだ気のつかないうちに、

「その辺まで、お出迎えに参りましょう」

と、信長のゆるしを得、従者をつれて、駈け降りて行った。――そこは石ころの多い沢の急坂にあたっている。

やがて、信長の待つ妹は、藤吉郎その他のものに護られて、坂の下から、彼の仮陣屋のある高地へのぼって来た。一小隊の兵が、前に立ち、松明をかざしてくる。

その後から、藤吉郎は、茶々を背負って、あえぎあえぎ歩いて来た。

信長は、何よりさきに、藤吉郎の額に光っている汗を、松明のあかりに見た。

次に、敵の老将の藤掛三河守と傅役の人々が、各※(二の字点、1-2-22)の背に、和子をおぶって、上って来た。

「…………」