일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

しんちょうき

新潮記

山本 周五郎

山本 周五郎의 新潮記(しんちょうき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 155,541자 · 305화면

아오조라 문고

「どういう御用でございますか」

「……いいか」

宗兵衛は座敷のほうへちらと眼をやった。

「さしつかえございません、梅八ともうひとり、ふしぎな縁で伊予の吉田藩士のむすめを預かっておりますが、勤王の士でございました兄が死に、親族も知己もない身の上の者でございます」

「実は、たのみと申すのは」宗兵衛には娘のことなど興がないとみえ、声を少しひそめて言葉をつづけた、「木曽駒を少し買いつけたいと思うので、その金と、買いつけの事務を頼みたいのだが」

「例の……支度でございますか」

「そうだ」

「もうそのように手順が進んでいるのでございますか」

「誰か先鞭をつける者が、もう出なければならぬ時だ、志士論客が殖えるばかりで、実際に事を示す者がなければしようがない、成る成らぬは別だ、おそらく成就はせぬだろうが、一拳を空に挙げるだけでもむだではないと思う」

「するとお国許とは別行動でございますか」

「そこは折衝の上だ」

大助は思案するようにちょっと黙った。校川宗兵衛が或る思い切った計画をたてていることは、大助が資金の一部を受け持っている関係からよく知っていた。計画は高松の左近さま側近にも連絡があり、志士の一部とも提携の約が出来ている。