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にほんイデオロギーろん
日本イデオロギー論
戸坂 潤
戸坂 潤의 日本イデオロギー論(にほんイデオロギーろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 263,376자 · 511화면
「外部的」批判から出発して到達する最も「内部的」な批判は、イデオロギーの内容の論証に関わる。之は或る一定のイデオロギーの論理的根拠に対する反駁や論拠の提出のことであるが、この際今まで述べて来た批判の三つの段階に相当する三つの相が区別される。即ち、第一には、現実の事実と主張された事実との対質(客観的現実とイデオロギーとの対応・制約の関係に相当する)、第二には、現実とそれに対応する論理的体系との対比による体系の批判(之は客観的現実の反映物・模写物としてのイデオロギー性の説明に相当する)、第三には、範疇使用方法の批判(之は系譜的説明の形で与えられた間接論証に相当する)。こうやって一定のイデオロギーのイデオロギー性、真偽関係が、第三者(社会の大衆・身方・及び中立者)と論敵とに対して、論理的説得を与えられる。之が論証としての内部的批判である。
だが前にも云ったように、単なる論証としての論証と云ったような、全く「内部的」な批判は、事実上決して十分な論理的論証力と説得力を有つことが出来ない。必要なのはこの内部的な批判が、外部的な批判(イデオロギー発生の説明・イデオロギー性発生の説明・イデオロギー性の系譜的論証)の総決算として初めて現われたものでなければならぬという点だ。