후리가나로 읽는 일본 고전
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がまのち
日本怪談大全 第一巻 女怪の館
田中 貢太郎
田中 貢太郎의 日本怪談大全 第一巻 女怪の館(がまのち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 192,678자 · 394화면
※(ローマ数字3、1-13-23)
気にせずに、やはり見廻りを大事にするが好い」
六郎は安心した。
「は」
「では、その被衣を執ってもらいましょう」
「は」
六郎は気が注いて刀を鞘に収め、被衣を拾ってさし出した。
※(ローマ数字3、1-13-23)
畠山六郎は御台の詞によって右大将家をあやめないことを知って安心したものの、無礼者と云った詞が耳の底にこびりついていてきみがわるかった。
そのうちに正月十一日となったが、その日になって右大将家が病気が重くなったので、出家したと云うことが伝えられた。そして、十三日になってその死が伝えられた。
頼朝が逝去するとともに、頼家が家督を相続したが、朋党の軋轢に禍いせられて、僅に五年にして廃せられ、継いで伊豆の修禅寺で刺客の手に斃れた。そして、頼家の跡へは弟の実朝が立って家督を相続した。
六郎は己が怪しい女房を刺すとともに、扇の要でも除ったように主家の乱脈になったことを考えずにはいられなかった。頼朝の死から頼家の家督相続となり、次で実朝の家督相続となった一方、梶原一族が滅び、比企判官一家が滅び、仁田四郎が殺されると云う陰惨な事件が続いて、右大将家の覇業も傾きかけたのを見ると、己がその罪悪の発頭人のような気がして、恐ろしくてじっとしていられなかったが、御台からも禁ぜられているうえに、事件が事件であるから口外することも