후리가나로 읽는 일본 고전
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にほんばし
日本橋
泉 鏡花
泉 鏡花의 日本橋(にほんばし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 88,697자 · 177화면
「いいえ、乳母さんに負ぶをなすって、林檎を両個、両手へ。」
と女房は正面へ居直って、膝にちゃんと手を支いて、わざと目を円くしながら、円々ちい括頤で、頷くように襟を圧えて、
「懐中へ一つ、へい。」
と恍けた顔。この大業なのが可笑いとて、店に突立った出額の小僧は、お千世の方を向いて、くすりと遣る。
女房は念入りにも一つ頷き、
「お土産の先廻り。……莞爾々々お帰りでございました。ですからもう今日は、お持ちになるに及びません。ほんとにお坊ちゃんは、水菓子がお好きでいらっしゃいます事!
お宅様の直き御近所に、立派な店がございますのに、難有い事に手前どもが御贔屓で。……小いお娘様もその御縁で、学校のお帰りなんぞに、(小母さんお水を一杯。)なんて、お寄りなすって下さいますし、土地第一の貴女方に御心安く願いますので、房州出のこんな田舎ものも、実にねえ、町内で幅が利きますんでございますよ。はい。」
「飛んでもない、女房さん、何ですか、小娘までが、そんなに心安だてを申しますか、御迷惑でございますこと。」
「勿体ない、お蔭さまで人気が立って大景気でございますよ。」
「お世辞が可いのねえ、お千世さん。