일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

にっき

日記

宮本 百合子

宮本 百合子의 日記(にっき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 102,285자 · 204화면

아오조라 문고

七月二十一日

○ 彼のまるで知らない顔。意識か無意識か。少くとも自分には無邪気とは思えない。無邪気なら私の此心持を察しない筈はない。「今に、又忘れなおる。自分は自分のやる丈をする」と納って居るのか。

○ 言葉にならず、潜精力となって来る斯様な心持は恐ろしいものだ。

○ 苦しい思いに圧せられ、心は、ぴったり外界と交渉を保つ、水門の扉をしめたようになった。

朝夕、ぷたぷたプタプタと板に当る内奥の水の揺音をきく。底から、自分は、静かに、気長く、一層苦しさは増し乍ら、或力の湧き出て来るのを覚えた。……。……。やがて、水は堰を切ろう。外に、晴やかな自然、草や木、日光、自分が五年前見たものと同じ自然が在ることは解った。一群の水が、頭を揃え、どっと水門を越えた時! 思っても心が軽々となる。深い、夢のような、苦しい一の経験から飛出したことをどんなに快く感じるか、それも、満ちて来る力の自覚とともに、わかった。

七月二十一日(金曜)

二十日夜、まつの留守。一寸したことから話が出、自分は到頭、自分の心持をAに話した。ちっとも、深く心を打たれ、成程自分はそうだったかと思うことがない。嘲笑し、私の真しな話は同情がないからシンセリティーがないと云い、話しても駄目だ。