후리가나로 읽는 일본 고전
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면
3
「そりゃ、大いにやるべきだ」。
保谷仁太郎が下※(「月+咢」、第3水準1-90-51)を前へつきだした。彼は専門部の三年生であるが、試験をうけるだけで、ほとんど一年じゅう学校には出席していなかった。若いくせに泥鰌ひげを生やしている彼は、もはや完全な大人だった。
「こりゃ、岩橋さん、あんたの問題だけじゃない、全学生に訴えるべき問題ですよ」。
「そうだよ」。
と青木公平が太い声でどなった。「先ず、組織をつくって運動の基礎をかためておく必要があるな」。
来会者は、ふたたび車座になって、がやがやと騒ぎだしたが、結局、東山の発言にもとづき、満場一致で「吾等ハ正義ノ立場ニ於テ高田博士ノ再選ニ反対シ、建校ノ精神タル自由独立ノ実ヲ全ウスルコトヲ期ス」――という決議を行った。
3
時間はまだ十時をすぎたばかりだったが、散会してから紀尾井坂にある堺枯川の家を訪ねると十一時を過ぎてしまうので、西方現助は江戸川から大塚へ帰る青木と、矢来下にある映画常設館、羽衣館の前でわかれ、新藤と二人で鶴巻町の通りを正門に向って歩いていった。
「やりおるのう、岩橋は」。
新藤の顔には興奮が残っている。