후리가나로 읽는 일본 고전
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면
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切断後、切口の痛みが烈しいために大隈はひと晩じゅう睡眠をとることができず、絶えず、眼を開いては「ウイスキーを持って来い」と叫びつづけていたが、あくる日の明け方ちかくなってから、やっとうとうとと眠りはじめた。
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爆弾を投げた青年が玄洋社員で、福岡から藩閥政府倒壊の志を抱いて上京してきた来島恒喜であることはすぐにわかった。彼には煽動者もなければ連類者もなく、遺書らしいものさえも懐ろに忍ばせてはいなかった。
しかし、この凶変によって、条約改正問題はまったく立ち消えとなり、二年間に及んだ大隈の努力も水泡に帰した。大隈の傷が完全に快癒したのはあくる年の春であったが、黒田内閣の総辞職とともに閑地についた彼は、毎朝、松葉杖をつきながら郊外の道をゆるやかな足どりで歩いていた。五月のはじめ、学生と教授たちの発起で彼の慰労会が、東京専門学校の講堂で催されたとき、彼は邸宅から運ばせてきた安楽椅子によりかかり、始終微笑を口に湛えながら、そのときの思い出を、ゆるやかな例の口調で語りつづけた。「吾輩に爆弾を投げた来島も、愛すべきやつじゃった。彼は吾輩の倒れるのを見て目的を達したと思ったらしい。