후리가나로 읽는 일본 고전
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わせだだいがく
早稲田大学
尾崎 士郎
尾崎 士郎의 早稲田大学(わせだだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 112,204자 · 220화면
の院外的勢力に従属する方向を示していた。大学の実質を形成するものは、新設された理工科であり、坪内逍遥によって基礎をかためられた文科であり、塩沢昌貞、服部文四郎、伊藤重次郎等々の学校をはなれてなお実社会に存在を失うことのない有能な教授をもつ商科であった。しかし、それにもかかわらず、政治科は学校の表看板であり、田中穂積を科長として、浮田和民、永井柳太郎等の人気は外部的にもひろがって、抜くべからざる勢力であった。浮田はその頃の、もっとも伝統と歴史をほこる綜合雑誌「太陽」の主筆として、長篇論文を毎月発表していたし、永井は大隈重信を主宰とする「新日本」の編集長であった。そこへ、大山郁夫が出現して、「中央公論」「改造」に、当時の評論壇に君臨していた吉野作造と拮抗し、その人気と声望は隆々として圧倒的になろうとしていたときだったので、風を望んで政治科を志願する入学者は相当に多かった。
もし、早稲田スピリットとか早稲田気質とかいうものに愛着と郷愁をかんずる人たちがいるとしたら(私もまちがいなくその一人であるが)、早稲田大学は大正六年の学校騒動を限界として滅びたという意見に共感の意を表してくれるであろう。