후리가나로 읽는 일본 고전
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めいじかいか あんごとりもの
明治開化 安吾捕物
坂口 安吾의 明治開化 安吾捕物(めいじかいか あんごとりもの)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 23,336자 · 47화면
「いつも二人で新開地へ行ったのかね」
「いいえ。吾妻橋を渡って仲見世の中程から馬道の方へまがってちょッと小路をはいりますと、露月というちょッと奥まった待合風の宿がございます。奥さんは真ッ直ぐここへお這入りになる。私は新開地へいっていつもブラブラしていました。荒巻さんはいつも飛龍座にいますから、奥さんと打合せのない日は、私が行って知らせますし、用がすんで奥さんが帰る時は荒巻さんが戻ってきて知らせてくれます」
「十一月三十日のことをできるだけ正確に述べてごらん」
「あの日だけは今までと違います。いつもですと吾妻橋から仲見世へ曲り、その中程から又曲って真ッ直ぐ露月へ這入るはずの奥さんが、この日に限って、新開地へ行こうと仰有るのです。なんでも、夢之助さんに厳談があるとかで、荒巻さんとのアイビキが旦那に知れたのは夢之助さんのせいだったと、そんなことを申しておられました。で、飛寵座へ御案内しますと、皆さん荷造りで忙しい中から、小山田さんがヌッと現れて、いきなり奥さんを抱きすくめて乱暴しようとしました。奥さんが悲鳴をあげて大騒ぎになり、私は奥さんをかばって夢之助さんの部屋へおつれしました。