후리가나로 읽는 일본 고전
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むらいちばんそうけいせん
村一番早慶戦
佐々木 邦
佐々木 邦의 村一番早慶戦(むらいちばんそうけいせん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 16,468자 · 34화면
東金君も僕のことを然う思ったのだろう。僕達は直ぐに仲よしになった。
「一夫さん、一番にならなければなりませんぞ」
「なるとも」
「東金の金さんに負けないように」
「大丈夫だ」
「東金は矢っ張り慾張っています」
「何故?」
「苗字が東金で名が金一です。子供の名前で料簡方が分る。何うも癪に障る」
「忠八は東金が本当に嫌いだね」
「斯うなっちゃ負けられません。爺やは毎日八幡さまへお詣りをします」
と忠八は一生懸命だった。八幡さまへ日参を始めた。忠八は確かに彼一流の方法で僕の教育を心掛けてくれた。他のものゝように、僕を決して坊っちゃんと呼ばない。坊っちゃん育ちになると困るという考えだった。
東金君の方も成績が心配だったと見えて、八幡さまへ願をかけた。八幡さまは僕の家の近くだ。僕の家は八幡前の緒方さんとして代々知られている。或日、東金君とお母さんがお詣りに来た序に、僕のところへ寄った。
「仲よくして下さい」
という依頼だった。身体は僕の方が大きい。喧嘩なら勝つ。
僕の母は先方から来たから此方もお礼返しに僕をつれて顔出しをすると言った。しかし忠八が聞きつけて反対した。
「奥さん、奥さんは緒方家と東金家が何ういう関係になっていると思っていらっしゃるんですか?」