후리가나로 읽는 일본 고전
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うたよみにあたうるしょ
歌よみに与ふる書
正岡 子規
正岡 子規의 歌よみに与ふる書(うたよみにあたうるしょ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,419자 · 35화면
昔は風帆船が早かった時代もありしかど、蒸気船を知りて居る眼より見れば風帆船は遅しと申すが至当の理に有之、貫之は貫之時代の歌の上手とするも前後の歌よみを比較して貫之より上手の者ほかに沢山有之と思わば、貫之を下手と評することまた至当に候。歴史的に貫之を褒めるならば生もあながち反対にては無之候えども、ただ今の論は歴史的にその人物を評するにあらず、文学的にその歌を評するが目的に有之候。
「日本文学の城壁とも謂うべき国歌」云々とは何事ぞ。代々の勅撰集のごときものが日本文学の城壁ならば実に頼み少き城壁にて、かくのごとき薄ッぺらな城壁は大砲一発にて滅茶滅茶に砕け可申候。生は国歌を破壊し尽すの考にては無之、日本文学の城壁を今少し堅固に致したく、外国の髯づらどもが大砲を発とうが地雷火を仕掛けようがびくとも致さぬほどの城壁に致したき心願有之、しかも生を助けてこの心願を成就せしめんとする大檀那は天下一人もなく数年来鬱積沈滞せるもの頃日ようやく出口を得たることとて前後錯雑序次倫なく大言疾呼我ながら狂せるかと存候ほどの次第に御座候。傍人より見なば定めて狂人の言とさげすまるることと存候。