일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ぶしをえびすということのこう

武士を夷ということの考

喜田 貞吉

喜田 貞吉의 武士を夷ということの考(ぶしをえびすということのこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 17,305자 · 34화면

아오조라 문고

エミシは即ちこれなるべし。

すなわち氏はアイヌの古語において勇敢なる武士・郎等のことをエムシと言いたりとせらるるなり。もし果してかくのごときことあらんには、武士を夷ということは、この古語のたまたま邦人間に伝われるものとも見るべく、解説きわめて簡単なりとす。しかれども余輩はいまだアイヌの古語なるものを知らず。またこれを知るの方便を有せず。菊池氏何によりてこれを言うか、不審なきにあらず。氏はさらに説を進めて、

東夷は、もと関東地方に蝦夷住みて、勇猛なりし事実より、これらの地に割拠せる武士を目して、後世名づけたる称号ならむか。

と言わる。これは前説とはいささか矛盾の観あり。言うまでもなく東夷とは、もと蝦夷そのものを指せるものにて、古史の記するところ歴々徴すべく、また関東武士を東夷と称するは、必ずしもその地がかつて夷の住所たりしことに由来せざるべきは、前すでに説きたり。氏自身の説によるも、すでに古えアイヌ語にて勇敢なる武士郎等をエムシと称せし事実あらんには、その勇敢なる東国武士を東夷と称せんこと、単にその語のみよりして解すべく、さらにその地にかつて蝦夷が住みたりとの事実を提供して、廻り遠き説明を下すを要せざるに似たり。