일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

すいちゅうのきゅうでん

水中の宮殿

野村 胡堂

野村 胡堂의 水中の宮殿(すいちゅうのきゅうでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 26,533자 · 52화면

아오조라 문고

「これは大したものだ、学者に見せたらどんなに喜ぶか判らない、立花博士が夢中になって発掘したわけだ」

翠川健太郎は感慨深く言います。

「金は、金は?」

まだうろうろする唐崎荘之介。

「金は働いて生み出すものですよ、額に汗して得た金が本当の金だ、――海の底や土の中に、金があると思うのが間違の種だ」

「…………」

翠川健太郎は健一や燿子や綾子の方へ向いて続けました。

「これは金よりも貴い物だ、博物館か帝大へ寄付するようにしよう、今までの費用は私が全部持つ、綾子さんは今日から燿子と姉妹になるのだ、それでいいでしょう? ――海の底や、土の中に金があると思って、争い合ったり殺し合ったりするのが間違だ、立花博士は金のあることなどは考えてもいなかったに相違ない、世間が金を掘り出すものと思い込んで騒いだのだ、学者は金よりもこの古文書や古写経や、ボロボロの道具をどんなに貴いと思うか判らない」

翠川健太郎がこう言っているうち、唐崎荘之介はいたたまらなくなってコソコソと逃出し、燿子と綾子は、抱き合って嬉し泣きに泣いておりました。

八百年にして世に出た、大宮殿を照らす真夏の白日、それは何と言う明るさでしょう。