후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
かはくれいじょう
河伯令嬢
泉 鏡花
泉 鏡花의 河伯令嬢(かはくれいじょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 33,763자 · 68화면
八
またその前途に、道の両側に踞んで待ったらしいのが、ぽんと二個立つと、六個も揃って一列になりました。逆に川下へ飛ぶ、ぴかりぴかりと一つ大な蛍の灯に、皆脊が低い。もっとも、ずッと遠くなったのだから、そのわけかも知れませんが、三尺二尺、五寸ぐらいに、川べりの田舎道遥になると、ざあと雨の音がして、流の片側、真暗な大な竹藪のざわざわと動いて真暗な処で、フッと吸われて消えました。
ほんとうに降って来た。私は、いつか橋を渡っていたのです。――
小雨に、じっとりとなった、と思ったのは、冷い寝汗で。……私はハッと目が覚めました。」
八
「翌朝思のほか寝過ごして、朝湯で少しはっきりして、朝飯を取ります頃は、からりと上天気。もう十時頃で、田舎はのんきですから、しらしら明もおんなじに、清々しく、朗かに雀たちが高囀で遊んでいます。蛙も鳴きます。旅籠の主人に、可心寺の聞きたしをして――(女神は、まったく活きておいでなさる。幽寂とした時、ふと御堂の中で、チリンと、幽な音のするのは、簪が揺れるので、その時は髪を撫でつけなさるのだそうで。)と聞く時分から、テケテケテン、テトドンドンと、村のどこかで……遠い小学校の小児の諸声に交って、静に冴えて、松葉が飛歩行くような太神楽の声が聞えて、それが、谺に響きました。