일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ほうねんぎょうでん

法然行伝

中里 介山

中里 介山의 法然行伝(ほうねんぎょうでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 66,110자 · 131화면

아오조라 문고

八

というものに見えているということである。

八

法然が三昧発得の後は暗夜にともし火がなくても眼から光を放って聖教を開いて読んだり室の内外を見たりした。法蓮房も眼のあたりそれを見、隆寛律師などもそのことを信仰していた。或時ともし火の時分に法然が、長閑にお経を見ているようであったから、正信房がまだ燈りも差上げなかったのに、とそっと座敷を窺うと左右の眼の隈から光を放って文の表を照して見て居られたが、その光の明かなること、燈火にも過ぎていた。余りの尊さに斯様な内証は秘密にして置いた方がよいと抜き足して出て来たそうである。

又或時夜更けに法然が念仏をするその声が勇猛であったから、御老体を痛わしく尊く思って正信房が若しも御用もやと、やり戸を引き開けて見ると、法然の身体から赫奕と光が現われ、坐っている畳二畳に一杯になっている。その明かなることは夕暮の山を望んで夕陽を見るようで、身の毛もよだつばかりに立ちすくんで了った。法然が、

「誰れじゃ」と問われたから、

「湛空」と答えると、

「皆の者をも斯様にしてやりたいものだ」といわれたそうである。

或時法然が念仏していると勢至菩薩が現われたことがある。