일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ほうねんぎょうでん

法然行伝

中里 介山

中里 介山의 法然行伝(ほうねんぎょうでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 66,110자 · 131화면

아오조라 문고

この皇円阿闍梨はこんど連れてこられた少年の聡敏なることを聞いて驚いて云う。

「さる夜の夢に満月が室に入ると見た。今この法器にあうべき前兆であったわい」

といって悦ばれた。

同じき年の十一月の八日、勢至丸は黒髪を剃り落し法衣を著し、戒壇院で大乗戒を承けた。

或時のこと師範の阿闍梨に向って申されるには、

「既に出家の本意を遂げて了いました。今は山林の中へ遁れようと思います」

それを聞いて師の阿闍梨が云われるには、

「仮令隠遁の志がありとしても、まず六十巻を読んで後、その本意を遂げるがよかろう」

「まことに仰せの通りでございます。私が山林に行って閑居を願う心は永く名利の望みを止めて静かに仏法を修業しようとの為でございます」

そこで生年十六歳の春、はじめて本書を開き三カ年を終て三大部に亙り得た。

理解修業、妙理を悟ること師の教えに越えている。阿闍梨は愈々感歎して、

「この上とも学問を努め、道行を遂げて天晴れ天台の棟梁となりなさい」と期待をかけて激励したけれども、その期待に添うべき返事は更になかった。なおこれ名利の学問であるわいと忽ち皇円阿闍梨の許を辞して黒谷の西塔、慈眼房叡空の庵に投じた。