일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ほうねんぎょうでん

法然行伝

中里 介山

中里 介山의 法然行伝(ほうねんぎょうでん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 66,110자 · 131화면

아오조라 문고

四

これは久安六年九月十二日、法然十八歳の時のことであった。

「幼稚の時分からやや人がましくなりました今日に至るまで、父の遺言が耳に残って忘れられませぬ。私の出家登山は、名利の学問の為めではござりませぬ。永久に隠遁の心を遂げたいが為めでございます」と述べる。

少年にして、早くも出離の心を起したのは誠にこれ法然道理の聖であると慈眼房叡空は随喜して、法然房と号し、実名は最初の師源光の上の名と叡空の下の字をとって源空と名をつけられた。

こうして法然といい、源空という生涯を通じてのよび名を十八歳の時叡山の西塔黒谷の慈眼房叡空の庵に於てつけられたのである。

この叡空上人は大原の良忍上人の附属円頓戒相承の正統であって、瑜伽秘密の法に明かに当代に許された名師であった。

四

かくて法然は黒谷に蟄居の後は偏に名利を捨て一向に出要を求めんと精進した。学問せんが為の学問でなく、確かに生死を離るべき道を求むるが為に学問した。一切経を披き閲すること数遍に及び、自宗他宗の書物眼に当てないというものはなかった。

或時天台智者大師の本意を探り、円頓一実の戒体に就て、師の慈眼房と話をした。