후리가나로 읽는 일본 고전
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しんやのしちょう
深夜の市長
海野 十三
海野 十三의 深夜の市長(しんやのしちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 109,982자 · 220화면
僕は痛味を怺えて、ようやく起き上った。
気になるのは、三人の巨頭の安否だった。お照の放った弾丸は確かに命中した。その弾丸に当って、待合の前でドーンと倒れてしまったのは、誰だったのか?
真先に目に入ったのは、動坂三郎だった。彼は門の脇にウロウロしていた。その向うに、長々と地上に倒れている人間が見えた。近寄ると、高屋市長の声で、
「おお、浅間君。黒河内さんがやられたッ」
「ええッ、総監がですか。……」
駈けよってみると、何と痛わしいことではないか。黒河内総監が、肩を抑えて呻っていたではないか。
「黒河内さん、どうしました。しっかりして下さい」
「ああ、浅間君。もう何でもないよ」総監は寝たままで云った。「それでネ、浅間君。私は病院に行きたいのだ。君に頼むから、どこかその辺の病院へ連れてってくれ給え。君と二人だけで行きたい。私がいうまで、警視庁へ電話をかけるのも控えてくれ給え。さあ、警官たちの来ぬ間に、早く早く、早くやってくれ」
「ええ、分りました。しっかりしていて下さい。それでは僕が起してあげますから……」
するとその側へ、動坂三郎がヌッと顔を出して、傷ついた総監を覗きこんだ。