일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

りょうきのはて

猟奇の果

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 猟奇の果(りょうきのはて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 134,971자 · 270화면

아오조라 문고

桝がいいんだ」

で、五合桝に八分目の酒を受取ると、角に口を当てて、キューッとあおった。酒に弱い方ではなかったが、嘗つてこんな飲み方をしたことがないので、毒でも飲んだ様に不気味だった。いきなり顔が熱くなって来た。

もう一杯というのを、酒屋の方で迷惑がって、どうしても承知しないものだから、彼は仕方なくフラフラと歩き出した。何だか力一杯呶鳴ってみたい様な気持ちだった。

「俺は人殺しだぞ。たった今人間を殺して来たんだぞ」と。

だが流石に本当に呶鳴りはしなかった。その代りに、非常に古風な、学生時代に覚えた小唄を、溜息みたいにうなりながら、態とひょろひょろよろけて歩いた。

夜更けの街燈の目立つ、ガランとした町を二三町歩くと、一軒のバーが、まだ営業していたので、そこへ這入って、洋酒と日本酒をチャンポンに、したたか飲んだ。そして、何か愚図愚図訳の分らぬことを呟きながら、女給に追い立てられるまで、腰を据えていた。

「そんなに呑みたいんなら、吉原土手へ行けばいい、あすこなら朝までだって呑めるんだから」

女給に毒づかれて気がつくと、所謂吉原土手は直き近くだった。

彼は又ひょろひょろしながら、妙な鼻歌を歌いながら、まだ起きているバーを探して歩き出した。