일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

りょうきのはて

猟奇の果

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 猟奇の果(りょうきのはて)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 134,971자 · 270화면

아오조라 문고

「フフン、こんなとこに乞食がいるもんか。それよりは、この高い塀を乗り越えている泥棒でも想像した方が、よっぽどいい景色だぜ」

彼等がそんな冗談を囁きながら坂を下って行くと、乏しい街燈の光の届かぬ暗闇に、何かしら蠢くものを発見した。鋭敏な新聞記者の神経にハッとある予感が来た。

「シッ、何かいる、隠れるんだ」

両人は石垣を這う様にして、前方をすかし見ながら、ソロソロと進んで行った。

泥棒だ。何とまあ、今その話をしていたばかりじゃないか。

丁度坂の下だから、石垣の一番高い箇所だ。その石垣の上に御丁寧にコンクリート塀が立っているので、全体の高さは二丈もある。その代りには最も光に遠く、彼等の仕事には屈強の場所だ。見ると塀の頂上から一本の縄が下り、それを伝って一人の覆面の男が今降りている所だ。下には二人の洋服姿の見張りの相棒が待構えている。

塀を降りる男は、何かべら棒に大きな荷物を背負っている。

「相手は三人だ。騒いじゃ危いぜ」

「だが、残念だなあ。ここの家へ知らせてやる間はないかしら」

「駄目駄目。門まで一丁もある」

二人の記者は蚊の鳴く様な声で囁き合っていたが、そこは商売柄、機敏に働く頭だ。